菌ちゃん農法についてわかりやすく説明します
菌ちゃん農法とは、吉田俊道さん(通称:菌ちゃん先生)が提唱している、
化学肥料や農薬を一切使わずに美味しい野菜を栽培する方法です。
この農法は、自然界に存在する糸状菌という菌を活用しています。
糸状菌ってなに?
- 糸状菌とは、森や林の土の中や、落ち葉に付着している菌のこと
- この菌は、葉っぱや枯れ木を腐らせて発酵させ、土の養分に変える役割を果たす
上記の写真は糸状菌の写真です。
木に張り巡らされた白い糸のようなものが糸状菌です。
裏庭で見つけた木をめくると、見つけることができました。
糸状菌が土の中で他の菌や、野菜の根っこと手をつないで
野菜に栄養がグングンいくよう手伝ってくれます。
糸状菌で叶う無肥料・無農薬の自然栽培
菌ちゃん農法では、化学肥料や農薬を使わずに野菜を育てます。
糸状菌の活躍によって無農薬の自然栽培が実現できるのです。
菌ちゃん農法の特徴
- 菌を活用・無農薬で野菜を栽培
- 水やりもほとんど必要ないため、手間がかからない
- 通常の栽培方法よりも手間が少ない
土づくりが超!重要性!
菌ちゃん農法では、土壌の改良に力を入れます。
枯れ葉や枝、葉っぱ、竹やもみ殻を入れて、
水分を含ませ、マルチで覆い、2~3ヶ月待つと
土壌に糸状菌が繁殖し良い土ができます。
上手く糸状菌が育ってくれると成功です。
野菜の成長環境が整い、栄養豊富な野菜が育ちます。
また、害虫被害も減ります。
地球にも人間にも優しい農法
菌ちゃん農法は、二酸化炭素排出量を減らす地球に優しい農法です。
化学肥料の製造や使用によるCO2排出を抑えることができます。
菌ちゃん農法は、自然と共存しながら
美味しい野菜を育てる方法です。
肥料や資材の物価高の中、日本にはまだたくさんの
自然の恵みがあります。今あるものに感謝をし、活用をし、
おいしくて身体が元気になる野菜作りができるのが菌ちゃん農法です。